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さくらがおか耳鼻咽喉科/耳鼻のどリンク集
音・におい・味 / 耳鼻舌その構造と感じるしくみ
ビジュアル生理学 http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/index.html
下記3サイトのトップページ。専門的な情報を図やアニメーションを多用し、分かりやすく、かつ詳細に解説されていますので、引用を含めて紹介します。
聴覚:音を感じるしくみ 〜ビジュアル生理学
> 音に対する感覚が聴覚です。ヒトは約20−2万ヘルツ、犬やこうもりは数万ヘルツの音(超音波)を聞くことができます。外耳から入った音は鼓膜を振動させます。この振動はツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨へと伝えられますが、これら3つの耳骨の構造と鼓膜、アブミ骨の面積比で音圧が約22倍に増幅されます。この音圧の増幅によって アブミ骨に伝達された音は蝸牛の中のリンパ液中を伝達し、音の受容器に伝えられます。 脊椎動物の蝸牛はまっすぐなものが多いですが、ほ乳類の蝸牛はかたつむりのからのように約2周半回っています。・・・
嗅覚:においを感じるしくみ 〜ビジュアル生理学
> 嗅覚はにおいに対する感覚です。多くのひとは数千種類のにおいをかぎ分けることができます。鼻腔内の嗅粘膜には基底細胞、支持細胞とにおいを感じる嗅細胞(直径40−50ミクロン)があり、人では約4千万、においに敏感な犬では約10億の嗅細胞があります。嗅細胞の先端からは1−30本の線毛(100−150ミクロン)が生えており、におい物質にふれることによってそのにおいに対する感覚が生じます。・・・
味覚:味を感じるしくみ 〜ビジュアル生理学
> 味覚は化学物質による化学刺激です。味覚は大きく分類すると、甘い、辛い、酸っぱい、苦いの4種類(最近ではこれらにうまみを加えて5種類とすることもあります。)に分類することが できます。食べ物を口に入れたとき、すべての種類の味を舌上で同じように感じるわけではありません。それぞれに味に対する感覚はその味の種類によって舌の感受性が高い部位が異なっており、それぞれの味に特に敏感な舌の部分があります。味を感じるには食物の中にある味覚を感じさせる化学分子(塩辛さのナトリウム分子など)が味を感じる細胞に作用することが必要です。実際に味を感じるのは舌の表面近くにある味蕾という味覚の受容器です。
味をよく感じるために基底細胞の分化によって絶えず新しい味覚細胞が作られており、味覚細胞の寿命はほ乳類で約10日です。舌以外でも咽頭、喉頭等でも味覚を感じることができ、口腔、咽喉頭等、全体で1万個以上の味蕾があります。・・・

嗅覚の解明にノーベル医学生理学賞
2004年のノーベル医学生理学賞は、米コロンビア大リチャード・アクセル教授と米フレッド・ハッチンソンがん研究センターのリンダ・バック博士の下記研究に贈られました。
「においの受容体の発見と嗅覚システムの解明」
【要旨】においの受容体(タンパク質)を作る遺伝子を特定。1つの遺伝子が1つのにおい受容体を作り、受容体の数(=遺伝子の数)はマウスで約千種類。人間はマウスより少なく数百種類。人間が約1万種類ものにおいを感じることができるのは、1つのにおい分子がいくつもの受容体に反応するため。これによって数百種類しかない受容体でも1万パターンものにおいの判別が可能になる。
詳しくは、ノーベル財団のホームページからPress Release(英文)をご覧ください。

聴覚心理学 〜中島研究室ホームページ
かなり専門的なサイトですが、「聴覚における錯覚現象」では、実際にデモンストレーションを聞いて錯覚現象を体感できます。

錯覚とは何か? 〜イリュージョンフォーラム
こちらのサイトは、「錯視と空耳のアナロジー」「だまし絵」「トリック音楽」など、聴覚と視覚の錯覚をからめて、興味深く解説されています。

脳の世界 〜京都大学霊長類研究所
耳鼻咽喉科領域からはやや離れますが「手細胞・顔細胞」「聴覚が視覚を変える」などなど興味深い情報が満載です。
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